チョークポイントとは(1) アメリカ編

近年、中華人民共和国の海軍力と行動力が高まるにつれ、マスコミや書籍でも「シーパワー」「チョークポイント」「シーレーン」という言葉を聞く機会が増えてきました。 でも肝心の用語を解説してくれる書籍も少ないので今日は 「チョークポイント」という言葉…

地政学用語

<随時更新あり> 画像は後ほど これらの用語の意味には、私の独自解釈した意味も載せているので注意してください。( 地政学: 地理的な位置関係が政治、国際関係、国に与える影響を研究する学問。 そして、自然科学と社会科学の融合した学問。 パワー:軍事…

中国海軍の動向について

6月28日 統合幕僚監査部の報道発表にて、6月27日、海上自衛隊のミサイル艇の「しらたか」と「P-3C]が上対馬の北約35kmの海域を東進する中国海軍ルフ級駆逐艦 、江凱Ⅱ型フリゲート1隻および福地型補給艦の3隻を確認したとの発表 世界の艦船 2015年…

6月9日の中国海軍による接続水域に侵入した軍艦について。

日本政府発表によると、9日未明中国海軍「江凱型」フリゲート艦が尖閣諸島付近の接続水域を航行したというニュースがありました。 今回、接続水域を航行したフリーゲート艦について「江凱型」とありますが、詳しい軍艦名は「馬鞍山」か「温州」だと思われま…

なぜ中国は海洋進出を目指すのか?

近年、中国の海洋進出が目立っていますが、今回はなぜ「中国は海洋進出をめざすのか」を扱っていきます。 ことの発端は、習金平主席の国家戦略にはじまります。 その国家戦略には、限りある天然資源、海洋資源が根底にあり、尖閣以外でも各国はしのぎを削っ…

サイバー戦争は起こらない? 要約抜粋版 その1

サイバー戦争は起こらない? 論文著者 トマスリッド 宮内伸祟訳サイバー戦争の分類 1.サポタージュ まず、サポタージュとは経済:軍事システムの弱体化、或いは破壊を意図した計画的な企てを指す。全てのサポタージュは、本質的に技術的なものだが、時に、社…

サイバー領域の戦略2 サイバー空間の法的問題(2)

まず、NATOが作成した「タリン マニュアル」を紹介します。ややこしいですが、タリンマニュアルは、NATOの公式見解ではなく、法律家や実務家が個人の資格で参加した独立の国際専門家グループである。そして文章そのものは、学術研究成果であり法的拘束力はな…

サイバー領域の戦略2 サイバー空間の法的問題

現在、ロシアがサイバー空間の法規則の主導的役割を国連でとっている。ロシアは1998年以降、「国際安全保障の文脈における情報通信分野の発展」を国連総会決議案提出している。2005年からは「情報通信技術は、犯罪集団のみならず、テロリスト、過激派組織お…

サイバー領域の戦略1

戦略研究15 サイバー領域の戦略よりサイバー空間と国家主権米国の見解米国はサイバー空間は領域(領土)主権の延長があると捉えている。 そして、サイバーインフラが物理的に国家の中に存在するが根拠といこと中国政府の見解 中国領域内の国民、外国人、企業な…

ロシア海軍の動向

wedサイトのURLは後日加筆修正します。 ロシアはカムチャッカ半島に1つ、 海軍の太平洋艦隊の基地がある。 この基地は太平洋に出るのに、戦略上大変有利で日本にも圧力を加えることが出来る。 そして、ロシアが千島列島にもう1つ基地をつくるという情報を…

中国の防衛白書

序文世界は、現代中国の状況では前例のない大きな変化が改革と発展の重要な段階である直面しています。中国の人々は、平和の合計を保護し、共通の開発と共有繁栄を追求するために、他の国との闘いと希望の中国の夢の偉大な若返りを実現しています。中国は密…

序文世界は、現代中国の状況では前例のない大きな変化が改革と発展の重要な段階である直面しています。中国の人々は、平和の合計を保護し、共通の開発と共有繁栄を追求するために、他の国との闘いと希望の中国の夢の偉大な若返りを実現しています。中国は密…

序文世界は、現代中国の状況では前例のない大きな変化が改革と発展の重要な段階である直面しています。中国の人々は、平和の合計を保護し、共通の開発と共有繁栄を追求するために、他の国との闘いと希望の中国の夢の偉大な若返りを実現しています。中国は密…

米軍撤退

保守、リベラルどちらの層からも主張される「米軍撤退」 軍事的パワーバランスの観点から分析すると、米軍撤退したあとの太平洋の軍事的空白地帯、地域をどうするか? 現状、海上自衛隊は人員や護衛艦、潜水艦が足りない。 もし、軍事的空白地域が生まれると…

参考文献の候補リスト

核地政学入門―第三世界の核開発競争陸と海と―世界史的一考察大東亜地政学新論構成地理学と国防政策知識人と権力――歴史的‐地政学的考察無形化世界の力学と戦略―理系からの解析は戦略と地政学をどう変えるか北方領土の地政学―日本人の知らない“国境の論理”狙わ…

このブログの趣旨について

このブログはこれから、筆者が地政学のブログ作成するにあたって記録や引用記事などのブログです。 少し私的な言動が有るかもしれないのですが、どうそごゆっくり